角膜ベットについて

角膜ベットとは、レーザーで角膜を削った後に残る角膜のことです。
レーシックの手術後に、この角膜ベットが厚ければ、万が一の再手術も可能ですが、角膜ベットが薄いと再手術が不可能になる場合があります。
また、万が一を考えた場合や術後の経過を考えた場合など、実際には300μm~330μm以上残るのが望ましいとされています。(より多く残ることが望ましいです。)

角膜ベットの計算

病院やクリニックに行かなければ分かりませんが、手術前に自分の角膜がどれくらい残るのか?角膜ベットの計算をしてみましょう

 削ることが可能な角膜の厚さ - 切除量 = A

  A + B残す角膜(250μm) = 角膜ベット

Bは“角膜の厚さは最低でもフラップの厚さを除いて250μmを残すのが安全基準”の設定であって、先ほども書きましたが、この数値はより多い方が望ましいです。
そう考えると、下の計算式の方がスマートかもしれません。

  B + 削った後に残った角膜厚 = 角膜ベット

なぜ、最初にややこしい計算式だったかと言うと、結果的に分かる計算では無く、患者側からの視線で考える計算式だからです。
術後のこと等を考えて自分で残したい角膜ベット厚を設定した場合、どれくらいの角膜が削ることが可能な角膜の厚さになるかを知る為の計算と、おおよその切除量が分かれば、残る角膜ベットの厚さを知ることを兼ねている計算の仕方です。

ここで、角膜ベットを最低でも300μm残すとして計算してみます。

例えば・・・
角膜の厚さを550μm
フラップの厚みを100μm
残す角膜を300μm

として、削ることが可能な角膜の厚さを計算すると・・・

例)
550μm - 100μm - 300μm = 150μm

削ることが可能な角膜の厚さは“150μm”になります。
切除量が“120μm”だった場合、削ることが可能な角膜の厚さが30μm余るので、残す角膜を300μmを足すと・・・

 30μm + 300μm = 330μm

角膜ベットは“330μm”になります。

万が一を考えた場合や術後の経過を考えた場合など、安定したレーシックを求めるのなら角膜ベットを少しでも残す事を考えた方が良いでしょう。

術後、自分の角膜がどれくらい残るのか手術前に知っておくと病院やクリニック選びにも役立つものかと思います。