2008年8月 「週刊新潮」品川近視クリニックの告発記事

週刊新潮(8月7日号)で品川近視クリニックの告発記事が掲載されました。

週刊新潮で品川近視クリニックが告発された記事のタイトルは

[特集]告発された「レーシック手術」
最大手クリニックの「詐欺的商法」

となっていて、「一体どんな手法なのか?」と思って読み進めてみたが、記事内容そのものにはビックリしなかったと言うのが正直な感想だったりもする.....。
そう思ってしまうのは、最近の価格競争はある意味やり過ぎな気がしていたからと言うのがあったからですが・・・衝撃的な部分もありましたね。

今回問題になっている品川エディションですが、私も以前から疑問に感じる所はありました。
手術環境(システム)の総称として「品川エディション」と捉えていましたが、品川近視クリニックのサイトTOPに写っている画像の「あの黄色い機械はなんなのか?」とか・・・
まぁ、その“あの黄色い機械”が波紋の始まりだったようです・・・

スーパーイントラレーシックでは、角膜の形状を変える際、ドイツ製の通称「ブルーライン」と呼ばれるエキシマレーザーが使われる。
「5月初め、出勤すると一夜にして前日まで使用していたブルーラインが黄色くなったんです」
そう証言するのは品川近視クの現役勤務医。
「いきなり黄色になったので、勤務医たちは皆、唖然としていました。黄色く塗装したわけではなく、カッティングシートを張っただけ。
さらに、"SHINAGAWA EDITION"という文字のシールが貼ってあった。病院の幹部からは、今後これを品川エディションのエキシマレーザーとして使えと言われました」

週刊新潮 2008年8月7日号より引用

上司にそう言われたら従うしかない会社もあるのかもしれないけれど、これはちょっと・・・
でも、やっぱ正義感のある人はどこにでも1人はいるようで(ちょっとホッとした部分が以下)

「患者から機械の違いについて聞かれたら、どう説明すればいいのか」などの質問が出たという。
(省略)
「患者を騙しているようなものだと怒る医師もいました」(先の勤務医)

週刊新潮 2008年8月7日号より引用

怒る医師もいたのが救いなような気もするが・・・
黄色いカッティングシートの他にも、ただの温度計湿度計を「コンディションメーター」と称したり、事前にやっている機械の誤差調整を「誤差調整マイクロシステム」を導入など、自分が説明する(言わされる)方の気持ちになると泣けてくるような複雑な気分になる。
一夜にしてカッティングシートで黄色くなった「ブルーライン」を「品川エディションシステムエキシマレーザー」に生まれ変わったなんて言い辛い。いや、冗談にしても無茶振り過ぎるでしょコレは・・・(笑)

今回の週刊新潮に掲載された
「詐欺的な手法による患者集め」はどんなものか?

「スーパーイントラレーシック 12.5万円」という低価格で患者を集め、品川近視クリニックに来院した患者全員に「品川エディション 17.8万円」が手術に相応しいとの結果を出す仕組みだったようです。
品川近視クリニックの元職員によれば、「最高級の品川エディションとは、全くの名ばかりなんです」ということらしい。

ただ、こんな状況にする憤慨する人達が品川近視クリニックにもいたようで・・・

「この件で前院長は、オーナーや副院長と対立。他の医師も続けて辞めました。看護師や技師など、嫌気が差して退職した職員もいます。」

週刊新潮 2008年8月7日号より引用

今回の週刊新潮を読んで単純に詐欺だ!とは言い切れないのではないかと思ってしまうのです。
12.5万円の手術を17.8万円で受けさせたのなら「詐欺的商法」と叩かれるのも納得出来るけど、品川近視クリニックではもともと17.8万円で手術を行なっていたんですから.....。
17.8万円だった手術を17.8万円で提供しているのだから、不満は残るが旧式のポンコツ機器を使用しているわけではないですし、保証期間が長くなるのは本当のことでしょうから。
最近テレビ(世間)を騒がせた偽装事件に比べれば簡単に『品川近視クリニック=悪質』とは言い切れない。と思うのは甘い考えなんだろうか・・・。

この記事を読んで憤慨し、「絶対に品川近視クリニックでレーシックは受けない!」と心に決める人もいると思う。
だけど、反対に「今なら17.8万円する品川エディションではなく、12.5万円でスーパーイントラレーシック手術が受けられる!」と考える人もいるんじゃないかと・・・

品川近視クリニックを選ぶ方の中には、「症例数が多い」・「手術料金が安い」と言うことで選択される方もいるでしょう。
それはそれでいいと思います。
ただ、以前から言っている私の考えを言うと、レーシックなど近視矯正手術を受けるかどうかの判断は「安い・最新」にとらわれず「メリット・デメリット」をしっかりと考慮・納得し、ご自身の判断で受けられる事をお勧めします。

その後、品川近視クリニックのサイトがリニューアルされて、“品川エディション最高級スーパーイントラレーシック”が無くなって“品川スーパーイントラレーシック”になってます。

 ⇒品川近視クリニック